「旬」のある農作物であるコーヒー豆
私たちが扱う生豆は、信頼するバイヤーからトレーサビリティー(情報透明性)が明確なロットの購入を基本とし、全て当店の焙煎士、バリスタの味覚を基準に選定しています。
コーヒーは農作物ですので同じ産地や農園のコーヒーでも毎年気候や環境の変化によりその品質に影響します。
事前に全てのコーヒーの味覚をチェックし、私たちの品質基準に達したものだけを取り扱い、店内の温度・湿度を年間で保つ「生豆セラー」にて保管しております。
当店ではシングルオリジンの産地毎の個性を最大限活かすために、スモールバッチロースティング(少量焙煎)を行なっています。
また焙煎後のハンドピック(欠点豆の除去)も実施しています。最後は人の手で仕上げを行うことにより、ベストなクオリティをお約束します。
最高品質のコーヒーを仕上げる焙煎にあたり、当店では3段階の工程を踏みます。
まずそのコーヒー豆が持つ、本来の香味と美味しさの素性はどんなものか、50gずつ少量で焙煎できる最新のサンプル焙煎機【IKAWA PRO V3】で最適値を探ります。
さらに味わいを追い込むために小型焙煎機【FUJI ROYAL DISCOVERY】で焙煎のデータを蓄積し、同じ焙煎方式のサンプル焙煎機で豆の最高のポテンシャルを引き出すポイントを見極め、味わいの最高値を追い込みます。
その日の気温や湿度、豆の水分量を考慮し最適な焙煎を目指し、風味特製を引き出すことに優れたオランダ製焙煎機【GIESEN W1M】で本焙煎を行います。
日々の外気温や湿度により焙煎環境は変化していますが、年間を通し温度・湿度を管理する【生豆セラー】で最適な豆の状況を作り出し、サンプル焙煎を通し蓄積したデータを元に最高の味わいを引き出します。
コーヒーは嗜好品ですので、味わう人の好みは人それぞれ。ただ、私たちロースターはそのコーヒーがしっかりポテンシャルを引き出されてるか、高品質に焙煎されたかを厳しくチェックします。
スペシャルティコーヒーの品質を業界基準に則って、味わいのボディや酸の質、フレーバーやアフターテイストに至るまでを数値化し、基準をクリアした高品質のものだけをご提供しています。
※当店には厳しい試験をクリアした、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)認定のアドバンスド・コーヒーマイスターが在籍しています。
新鮮なコーヒーを楽しむためには、コーヒー豆の鮮度を保ちながら保存方法も大切な要素です。
鮮度を保つために、チャック式の袋などの密閉容器にコーヒー豆やコーヒー粉を保存することで、触れる酸素の量を減らすことができるだけでなく紫外線・高温・多湿を避けることができます。
当店では、常に新鮮なコーヒーをお召し上がりいただくため、コーヒーから出るガスを外に出すとともに、外気の進入を防ぐ【アロマキープ機能】を備えたチャック式のコーヒー専用袋に入れ、お客様のもとにお届けしています。